しみ予防 AHA
AHAとは、アルファヒドロキシ酸(α−Hydroxy Acid)の略で、俗にフルーツ酸といいフルーツに多く含まれる酸の事です。
AHAは、皮膚の角質層の結合力を弱める作用があり、古くなった角質層が皮膚に残っていることからくるクスミや、角質層が厚くなり皮膚がカサつくことを防ぎ、その作用から化粧品やケミカルピーリングなどに用いられます。美容外科で行うフルーツ酸ピーリングでは、体質や肌質に合わせて低濃度から高濃度まで調整して利用されています。
ではこのAHAのしみに対する効果とは何なのでしょうか?
肌の表面の角質は多数の層になった細胞からできています。
表皮細胞は基底層で生まれ、顆粒層、有棘層をつくり角質層を形成します。
そして古くなった細胞は最後に垢となって剥がれおちるわけですが、このターンオーバーがきちんと4週間で行われていないと肌表面に死んだ古い角質が残り、シワやシミの原因となります。
AHAは、角質細胞同士の接着を弱めるため、皮膚表面の古い角質を取り去り、肌のざらつきや凹凸を滑らかにして、くすんでしまった肌を、より若々しく新しい素肌に導くのです。
また、ターンオーバーの悪い肌では1度出来てしまったシミをなかなか消し去る事が難しく、いつしかシミが肌に定着してしまうのです。若い頃はニキビ跡がきれいに治ったのに年齢を重ねる毎に、治りが遅くなり、やがてそれがシミになり、1ヶ月しても、3ヶ月しても、1年たっても消えないなどの現象はまさにそれなのです。
AHAは直接しみに働きかけるものではありませんが、ターンオーバーが正常に働く、肌を保つ事でラニン色素の排出を促し、色白肌を保つ事ができるのです。